ごめんね。ありがとう。 [ホテルの中の日々]
今日は、ナイト明けに早番がいない、という事で早番もやってからの退社でした。
朝まで無事に終わり、次々と押し寄せるシフト以外の仕事をやっていました。
早番の相方は、「ごめんね、疲れてるのに」と気を使ってくれて、返って申し訳ない。。
「コチラこそ、ごめんね、あんまり役にたってないわ。。」
そんな会話をしながら進めていた。
午後になり遅番が出社してきたので、そろそろ帰ろうかな、と最後に自販の補充だけして。。と終わらせて、ゴミをすてにゴミ置き場に。。
(* ̄□ ̄*;
なんと、昨日遅くにチェックインした団体がバスで帰って来た!!!
マジ???
まだ部屋の清掃が終わってないし!
っていうか、聞いてないから!!
慌てて駐車場で、バスから降りるお客様へ
「お帰りなさいませ、まだ部屋の清掃が終わったか確認が出来ていないので
ロビーでお待ちくださいませ」
と案内し、走って事務所へ。
それから戦争突入!!
何しろ、20室弱の部屋。
イキナリ「今すぐ仕上げて」とハウスのおばちゃんに言っても、無理!
でも言う。
それからフロントで足止めするために、いろいろ小技を使いながら、最後は
「ちょっと手伝ってくる!」
とブレザーを脱ぎ、その階へ。
その部屋に行くと、他のハウスさんたちも手伝いに来ていて、もう終わりそうだった。
「手伝いにきた!」
「大丈夫、もう終わるから~。ありがとう~」
「ほんと???ごめんね~~~ごめんね~。ありがと~」
終わってから、ハウスさんに
「久しぶりにベッドメイクしようと思って気合いれてた!」
と言うと、笑いながら
「じゃあ、次のときはお願いね」
気がつくと、ナンカ最近、ずーっと
「ごめんね」と「ありがとう」って言う言葉がいっぱい。
皆、そう言うし、私も言ってる。
パートのおばちゃんも、フロントもレストランさんも。
なんかいい感じだね。
本当、ありがとう!
常務と話をして [ホテルの中の日々]
今日は、久しぶりに常務と電話で話をした。
12月の研修の話と、今回の辞令の話。
お礼を言いました。
やはり今回の副支配人の辞令は、私に店舗責任者をやってもらうための異動だったようです。
12月に常務と面談し、支配人になる道への覚悟を聞かれ、やむ終えずOKしました。
その後、社員研修や支配人候補研修をするためには、支配人経験者でないと
立場的にも難しいと思ったし、必要と思ったので。
常務は、面接のときから私の言葉に耳を傾け期待してくれ
「うちの会社に力を貸してほしい」
と言ってくれました。
その言葉通り、私の希望を叶えるには、支配人をするしかない。。。
12月に、その話が出てある程度覚悟が出来ましたが、その話の後に着々と常務は
私の店舗責任者への下準備をしていたようです。
実は、副支配人の異動の話も12月末に急に浮上したらしく、普通2~3年で異動が
今回、副支配人は1年ちょっとという短い期間での異動になってしまいました。
それは不思議でしたが。。
副支配人から、「12月末に話が出ていたんだけどね」
といわれたときに、なんとなくピンと来たけど、まさか・・・という思いもありました。
まだチーフという肩書きで大変だろうけど、店舗の皆をどうか引っ張って行ってくださいね。
貴方なら出来ると思っています。
そういわれました。
なので、これからは店舗管理者として業務をする事になります。
当然、上司が異動で来ることはないようです。
今日もいろんな事を処理する為に、行くと電話電話電話。。
アチコチ電話して、手配して。。
地区支配人にも長々と、いろんな質問や処理を聞き、明日設備課からも来るので
その時にやることもまとめ。。
早番が急に休むときは、変わりに出ることになったし、自治会への協力のために
残業して立ち会うことになったり。。
そのスケジュールもシフトと合わせ。。
T社員は、相変わらず自分の意見を曲げません。
「地区支配人と相談して、こうすることにしたので」
と言っても、
「だってそれは・・・だから、どうせそうなるんだから」
などなど言います。
なので、
「私は始めてやることが多いので支配人に相談したら、こういったので、その通りにしますね」
ブツブツ言いながら、やっと引き下がった感じで。。
これからも多いと思うけど、めげずに頑張るわ。
彼が責任を負ってくれるわけでもないので。
突然の辞令で。。 [ホテルの中の日々]
2008年02月16日10:20
昨日の朝に具合が悪くなって早退したのに、驚異の復活で早退したことを知っていた人は驚いていた。。
そんな中で引継ぎをしていると昨日付けで副支配人の辞令が出る事は一昨日から引き継がれていた。
そしてもう一つの辞令が出ていると、T社員。
もう一つ?
それはσ(o^_^o)。。。
なんとフロントチーフに昇進していた。。
そりゃ~もうビックリ。
本人も知らないので、そりゃ皆驚くわ。。
T社員は、
「知らなかったの?」
と聞かれ、
「知らなかった。ビックリダネ」
というと、
「ええ~そんな事、あるの~?」
いや、ホントだから。。
知っていたら、変に悩んだり気を回したりしませんから。
「なので、これからは命令系統がゆりあさんからになります」
と言っていた。
そんな中、遅番のかずちゃんが、「おめでとう」と小さい声で言ってくれた。
深夜になってエリア支配人から電話が。
σ(o^_^o)の辞令の件ですが。
支配人も知らなかったらしいので、それは驚きです。
普通は、辞令の前にエリア支配人に意見を聞いたりして人事が発令するはずなのに
今回は、完全に飛ばしていたらしい。
しかも知ったのが、やっぱり昨日ということで。。
電話で
「でもまあ、ゆりあさんは、決まっていたからね。
それがいつになるか、という事だけで・・・」
そうですけどね。。内示もなくて驚き。。。
「店舗の皆も引継ぎとかで、薄々感じていたのかな?」
「いや、それは無いですね(キッパリ)」
「あ、そうですか。。」
今朝になって早番のYちゃんが、T社員との事を心配していて
「どう?大丈夫だった?」
と聞くから
「うん、なんかね、私も辞令が出てね」
「ええ????」
「チーフになったらしいの。」
「ええ~!良かった!!おめでとう!!」
という事で、これからは堂々とσ(o^_^o)に相談できるし、指揮系統がハッキリしたので気が楽になったようです。
「もう焦っちゃったよー、異動かと思っちゃった~」
いやいや、私は異動がないって言われてるから大丈夫。
「そっかー、ここで初めての女性の管理者だ~」
いや、まだチーフだし・・。凄い微妙な役職だから。
まあ、とにかくこれでなんか気も楽になりました。
一応、私がT社員の上司になったんだけど。
うーん。。。部下の不出来は上司の責任かあ。。。
それも厄介かも。。。
チーフと言っても、わからない事がまだまだ一杯あるので、少し勉強しなくちゃ。。
入社半年なので、やったことがない事も多いし。
月次の引継ぎ項目ですら、あまりにも急すぎて引き継ぎ自体殆どやってない。
しかも、防火管理者になるので消防計画や消化器具のことも知らないとね。
何かあったら、私が責任を追及されて「過失○○」とかの犯罪行為になるわけで。
人命を預かる施設なので、それだけは怖いです。
前職のホテルでは、つきに1回は消防訓練をしていました。
規模が大きかったので、いろんな消防法でキッチリあったので、消火機器だけでも
凄い数があったし、スプリンクラーや防火扉とかも扱いを覚えないといけなかったから。
ちょっと心引き締めておかなくちゃね。
とうとう早退してしまいました・・ [ホテルの中の日々]
2008年02月15日11:16
昨日、ナイトは他店舗からの応援の社員とA子ちゃんと3名でした。
その人にナイトの流れを教えなくてはいけないので、一緒に仕事をしていました。
そしてA子ちゃんも、慣れない仕事を克服する為に教えていました。
でも、出社したときから頭が痛い。。
どんどん酷くなり我慢できず、頭痛薬を飲んだけどあんまり効かず。
その後、ちょっと気分も悪くなったけど、なんとか休憩まで持ったので仮眠して。
休憩明けに、また応援社員に教えていました。
とにかく今日中に教えないと明日からは、私と2人。
業務そのものは、出来るんだけど、この店舗独自の流れが分からないと仕事にならないので。
レストランの朝食の準備も教えていたんだけど、具合が悪すぎて立っていられず。。
そしてトイレで、3回吐いた。。。そして熱も出てきていた。
吐いても胃の中には何も無いので、水分ばかりで。。
さすがにもう無理、と思って、一通り全部教えて、朝5時半に早退。。
車の中でも、吐きそうになるのをこらえて、早く家に着きたかった。
こんなに長い時間に感じたの、初めて・・。
家に着いても、吐きそうになるんだけど、なんとかこらえて、とにかく布団に。
凸ちゃん、びっくり。。
私はあんまり風邪で寝込むってないだけに、ビックリだったようです。。
でも今日も明日も休めませんので、なんとか日中は死んだように養生して
夜に備えます。。
あ~。。。。久々。。
昨日のシャワーが悪かったのか。。
寒いのに、シャワーだけで髪も半乾きで、出勤準備してたのがまずかったみたい。
寒気で、最初眠れなかった~。。
風邪、気をつけようね。。
風邪、ひかないからって高くくっていました。。
社員としての役目 [育成]
2月114日の日記
体力を消耗しながらナイト勤務をあと4日続けなくては。。
昨日で副支配人の研修前のシフトが終わりました。
その後、ほぼ転勤が確定(内示)なので、もうあまり会う機会もなくなるのかもしれませんが。
副支配人の仕事の殆どが、私のところへ廻ってきて、本当にそんなにこなせるのか、凄く不安です。
T社員へは、殆ど廻りませんので私の負担が重くなるばかり。。
そして困ったことは、1度しかザーーッと教えてもらっただけなのに、次の月次で本番。
ああ、、本当に分かっているのだろうか。
そして昨日も、思い出したように
「あ、そうだ、これもゆりあさんにやってもらわなくちゃ」
と思い出しては追加する。。。
っていうか、そんなんじゃ覚えられないよーーー
絶対、何か1個や2個は忘れると思う。
副支配人の机の重要書類関係の鍵も持たされてる。
信用されてるんだけど、重いわ。。
昨日、ミクシーニュースで「名ばかり管理職」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=405115&media_id=2
なんてあったけど、手当てもらえるだけマシ。。
私は、手当ても無しだよ。。
なんかクレ。。
そしてここ数ヶ月のシフトでナイトが多い理由が解明。。
ナイト専門のパートのAちゃんが、副支配人に
「T社員と組むのは、絶対イヤ!ゆりあさんが良い!」
と嘆いて言ったそうな。。
彼女は、私が入ったころ、ちょっと鬱っぽい症状があったのが、今は落ち着いてきている。
眠れるようになったらしい。
その原因を作ったのは、T社員・・・。
それじゃあ、イヤだよね。。
早番専門のパートのYちゃんも、
「社員で組むなら、ゆりあさん以外はいやだ」
と言ったらしい。。
それで早番とナイトが彼女たちのシフトのときに入るようになってるワケで。。
なので勤務がどんどんバラバラという過酷な勤務に・・。
そんな中で、昨日副支配人と話をした。
社員としての役目について。
うちの会社は、社員は移動したり研修があったりするがパートは同じ店舗でしかいないので、会社を知るのは社員を見てだけ。
なので、社員の姿勢=会社の姿勢。
これを自分達社員が自覚しないといけないね、と話をした。
これから異動する副支配人。
そこでも新しいパートさん達を育てるんだけど、責任は重いね、と。
うちの会社の企業理念などは、本当に素晴らしいことを掲げている。
そして本社もそう思って目指している。
従業員を大切に。
教育育成を重点に、社会人として育てよう。
従業員の幸福が、会社の目標。
これを見て、パートさん達が
「綺麗ごといってもさあ~」
というなら、社員の姿勢でそう言わせてるんだね。と副支配人に言いました。
「本当に、素晴らしい会社で、ここで働いてよかった」
と言って貰えるように社員が頑張らないといけないね、と。
私も正直、店舗研修に入りT社員の姿を見て、衝撃でした。
「え??この会社ってこんなんなの??」
あまりにも面接で話をしたこととかけ離れていたので。
新入社員研修で、12月に行くまではT社員と副支配人を通してしか会社を知ることが無かったので。
でも研修に行き、自分が間違っていないことを確認でき、また会社との考え方に開きがない事を感じて、安心しました。
それを店舗で他のパートさんにも、感じてほしいと思いましたし、今社員として
自分がやらなくてはいけない事なんじゃないかな、と思っています。
とか良い事言いながら、仕事のことを考えると胃が痛くなるのでありました。。
月次を考えると、マジで胃が痛くなります・・。
少し早いバレンタインデー [ホテルの中の日々]
先日、私は大失敗をしてしまいました。
ある常連のお客様からの頼まれごとを、別のトラブル勃発の処理をしているうちに
すっかり忘れてしまい、別のフロントが謝りお客様にも迷惑をかけてしまいました。
なので本当に申し訳ない、と、どうお客様にお詫びをしようか考えていました。
お客様は、その時むっとしていた様子だったそうでしたが、常連という事もあり
大事にはならずに終わったと聞いていましたが。。
そのお客様と再度顔を合わせる当日に、何かお詫びをしたいと思っていたのでした。
そこで少し早いけど、チョコを渡すことに。
でも改めて凄いチョコだと、かえって気も使うかもしれないので小さなチョコを
3個だけ包んで渡す用意をしました。
大袋で売ってるのですけど。。
3個というのは、普段4人でいつも行動してる仲間がいて、そのうちの1人が今回はいない事を知ってたから。
もしチョコを嫌いでも、もし冷やかされたりしても3人で分けてもらうように。
で、とうとうその3人組でお帰りになったので、
「先日は大変ご迷惑をおかけしまして・・申し訳ありませんでした。。
これ、お詫びというか、少し早いんですがバレンタインデーのチョコなんですけど」
と渡しました。
予想通り、他の2人に
「ええええ~~~なんで~??すごいな~~いいなあ~~」
と冷やかされて照れていました。
「いや、あの他意はないので」
というと
「分かってるよー」
と力強く言われました・・・なんでやねん。。
それでも喜んでもらえて、C=(^◇^ ; ホッ!
他のフロントが「仕方がないよ、あの時は大変だったもんね」
と言っても、コチラがトラブルがあろうが、なんだろうが、お客様には関係ないことなので、お受けしたことを忘れてしまったのは本当に申し訳ない事でした。。
今日もお帰りになりましたが3月には転勤ということで、あと残りわずかな日数で
気持ちよく宿泊して欲しいと思います。
そして良い思い出になってくれたらいいなあ。。
少しだけの親切 [ホテルの中の日々]
常連のお客様が、そろそろ3月に移動になりそうだ、と昨日お話していました。
そんな季節なのね。。
そのお客様は、いつもアイロンを借りたり裁縫セットを借りたりして、自分でなんでもやらなくてはいけないので大変だなぁ。。と思っていました。
昨日も夜に外出から戻って鍵を取りに来たときに、
「実は、ここが取れちゃって、どうやって着けたらいいんだろう。。」
とフロントで相談にきた。
ズボンのベルトを通す部分が切れてしまったようです。
そこで説明したのですが、男性では難しいだろう、と思い
「私は裁縫が苦手ですが、やりましょうか?」
男性は、「ええ~??ほんと??」
と喜んで、ズボンを脱いで持ってきました。
あんまり上手じゃないけど、なんとかつけて返しました。
喜んでくれて有難いな、と私も思います。。
こんな事しかできませんが、自分が出来る少しのことをお客様が困ったら、してあげたいと思います。
昔の救急講習が役にたつこと [ホテルの中の日々]
前にいた職場のホテルは、さすが300室もあったので、1ヶ月に数回、多いときには
ほぼ毎日サイレン系にお世話になっていました。
まあ、パトカーとか救急車ですけど。
さすがに消防車は無かったですが。。
300室だと誤報でも、大きな消防車が最低10台は来るそうで。
「誤報ださないでね」と消防からも言われていました。
今のホテルは客室が90室なので、毎日静か。
・・・な、はずなんですけど・・・
今日は、副支配人のお子様が、救急車で運ばれたらしい、と出勤するとそんな話。
でも、今日はお掃除のハウスキーパーさんのミーティング。
どうする、どうする、と携帯に電話を入れても通じないと、早番が焦っていました。
そこで仕方がなく、
「じゃあ、私がやるわ。。」
という事で、急遽段取り。
副支配人の携帯にも、留守電にそのメッセージを入れて、始めた。
ハウスさん達は、
ハウスさん「え?ゆりあさんがやるの?」
σ(o^_^o)「私じゃダメ?」
ハウスさん「ダメじゃないけど・・」
で、一通り連絡事項から始め、ミーティングを終わらせて業務に戻りました。
遅番のシフトも、上がるころに混みあい、ちょっと長引きながらも副支配人が
夜のシフトで来たので引継ぎもして、ミーティングの報告してやっと帰ろうかな、と思いました。
裏口から出ると雨が降っていたので、「やっぱ傘、借りよう」と事務所に戻りました。
その時に、
副支配人「ちょっとフロント見てて!」
へ?
コートも着てたのに、慌てて脱いでフロントに立つと、男性が倒れているじゃないですか。
σ(o^_^o)「意識、ありますか?」
ナイトA子ちゃん「ないです」
σ(o^_^o)「お酒、飲んでいましたか?」
ナイトA子ちゃん「酔っていました。」
思いっきり、パタンと倒れ大理石の床に頭を強く打ったようでした。
失禁もしてるようなので
σ(o^_^o)「救急車呼びます」
「え・・・」副支配人は、躊躇していたけど勝手に119番へ。
なかなか出ない。。。
そんな時に内線。
??
間違って119号室に内線したかと思って出たら、別の部屋からで
ある部屋の客「マッサージ、頼めますか?」
・・・・・
σ(o^_^o)「もう終わりました」
こんな時にマッサージかよーー
と思うけど、そんな事を知らないお客様なので、優しく。。
その間に、副支配人が結局119番へ救急車の手配。
私は倒れてる人のところへ行き、声かけました。
お連れ様が心配そうにしている横で、その方の肩を何度も叩きながら、
「○○様!!!大丈夫ですか!」
と完全に意識がないので大きな声で何度も何度も。
脈を診ると合ったので、声をかけ続けました。
時々薄目を開けるようになったりまた閉じたり。
暫くして、はっと目が開きましたが声が出ない。
「○○様、いたい所ありますか」
とにかく意識がまた無くならない様に声をかけ続けると、ようやく意識が徐々に
戻ったようで、頭を動かしたり、「水・・」などと言う様になりました。
もう一人のフロントが水を持ってきたけど、それは飲ませませんでした。
万が一、上手く咀嚼できなくて喉に詰まらせたらいけないと思って。。
「バスタオル、持ってきて」
頭の下にバスタオルを入れました。
救急車がきて、いろいろ所見をいたのですが、そのお客様は頑固な年頃の70手前の職人さん。。
病院に行かない、とのことで、お手上げ。。
ご一緒だった他の職人さんや請負元の方が駆けつけ、仕方がなく一緒に客室に上がりました。。
昔、保育士だったころ、消防で受けた救急の訓練がいろいろ役に立ちます。。
まさか今の職になって役に立つとは。。
救急隊からは、私の判断が正しいことを言われました。
気を失ってからの所見での判断。
声かけや対応。
水を与えない事。
失禁してるという事は、かなり本当に意識がないという事なので。。
普通に貧血では失禁しないからね。
全ての機能が意識がなくなってるという事らしいです。
しかし、傘取りに事務所に戻っただけだったのに。。
結局帰りは、12時に。。
あのおじさん、無事に明日、家に帰れますように。。
そうそう、酔ったおじさん、意識が回復しても酔っています。。
「お部屋では、お一人ですが、大丈夫ですか?」
と私が言うと
「じゃあ、お姉さん、一緒に寝よう。お姉さんが一緒なら、大丈夫だ」
お連れ様が苦笑いしながら
「それはダメですよ」
ちょっと笑えました。
職場の温度 [育成]
最近、勤務が何故か5連勤とか6連勤で疲れ気味のσ(o^_^o)。。
でもここ数日、なんかとても嬉しいのです。
それは、職場の雰囲気が変わってきたこと。
T社員はおいておいて・・・・・
一人ひとりが優しくなってきて、ツンデレな感じでも思いやりが染み渡る今日この頃。
副支配人も、凄く頑張って自分を変えようとしているのが、皆に伝わり驚いている。
たぶん、本気で変わろうとしているんじゃないかな、と思えるくらい頑張ってる。
自分が変わらない限り、環境は変えられないよね。
副支配人が、一生懸命に今までとは違ってフロントを助けたり、突発的な事でも
対応していて(当たり前のことですが。。)フロントは、仕事がしやすくなった。
そんな副支配人にも、皆がだんだん優しくなってきている。
良かったね。
なんかね、凄い変化で。
12月の終わりくらいから、どんどん皆が変化しているのがわかるので、嬉しい。
正直、この店舗に来たときは、問題が多いけど、自分が支配人なら半年あれば十分
変える自信はあった。
けど、今回は立場的に微妙なので、どうだろう・・と思っていた。
けど、私がきてまだ、たった5ヶ月目。
ここまで変わるとは思わなかっただけに、嬉しいです。
私がやったことは、ただ「自分がイヤだと思うことを辞めてもらった」こと。
そして「正しいこと、間違っていることを教えたこと」
それと、「常に褒める」
結局、これの繰り返しを日々懲りずにしたんだよね。
それは、フロントだけではなく副支配人にも同じように。
今ね、シフトの交代のときとかに、雑談をするんだけど。
副支配人も混じって、一緒に笑って話をしている。
たったこんな事が、数ヶ月前には考えられないことでした。
なんかね、温かくなった気がする。
職場の温度が。
でも、まだこれで終わりではない。
次へのステップに入る準備をするつもりです。
仲良しこよしの次のステップに移行しなくちゃね。
育てる気持ち [育成]
昨日のナイトがあけて、家に帰るのが朝の5時半でした。
仮眠もなく、ひたすら無事に仕事が終わる時間が来るのを待ち・・。
この数日、ほとんど仮眠程度の睡眠だったからね。。
帰ると、死んだように寝ていました・・。
運動したわけではないのに、何故か体中が痛い・・。
ずっと立ち仕事だったり、ずっと動いてるので筋肉痛みたいなこと??
昨日、一昨日とナイトで相方だったAちゃん。
彼女は、とても几帳面で片付け上手!
創意工夫をしながら、事務所やフロント周りをお金をかけずに、ダンボールや
箱などで工作して入れ物を作り、片付ける場所をどんどん作る。
σ(o^_^o)には、考えられない部分なので、凄いと感心します。
そんな彼女は、何故か上司(副支配人やT社員)から評価が低く、何故なんだろう?
確かに物ははっきりいうし、意見も言う。
でも仕事は一生懸命だし、私は問題がないと思う。
クレーム対応でも客への対応も、丁寧だし。
この2日間彼女のステップアップへの手伝いをしていた。
私よりも半年以上も先輩の彼女だが、最近では社員の私の方が業務をこなすので
知ってることも多くなった。
そこで、彼女のスキルの底上げに協力することにして、苦手な作業を少しずつ
やってもらう事に。
この提案は彼女からの申し出で、自分の苦手な部分への積極的な改善努力なので
それなりに大変だと思うけど、その気持ちって凄いよね。
なので、彼女にゆっくり作業してもらえるように、フォローしながら教えたり
一緒に考えたりして、2日間過ごしてきた。
彼女曰く、「他の人に『教えて』と言っても、誰もきちんと教えてくれないし
教える姿勢じゃないから聞きたくない」そうだ。
わかる。。
私も彼らに、どうしても仕事内容から聞かなくちゃいけないので、仕方がなく
聞いてるけど本当は聞きたくない一心で、1度で覚えてきた。
教え方って大事だよね・・。
育てる、という気持ちがない人に教えてもらうのは本当に大変。。
2日間ではなかなか思うように出来ないけど、少しでも彼女の向上心に役にたったかな。