研修報告 2 [研修日記]
行く前に、自分の会社がどんな会社か、知っているようで実はよく知らない事は気がついていました。
いろんなホテルの種類があって、その中で自分が今いるホテルが宿泊特化であるために、どうしてもそこからイメージが離れなかったのです。
そうだ、この会社はいろんな部門があるのだ。。。
実はリゾートから観光、シティホテルがあるので、宴会やブライダルもあるのだ。。。
研修中に、
「あ~私もあと15歳くらい若ければ、ブライダルやってみたかったかも~」
というと、
「出来るよ!ブライダル!全然OKじゃない?」
人事課や広報の人たちが言うのです。
え??
そうです、自分の会社なら移動っていう事でいけるのです。
改めて、転職でブライダルの会社に勤めるとすると年齢や経験で無理だ、と思います。
けど、社内の移動なら出来ちゃんです!
ちょっとビックリしました。
そういえば、この会社の移動って、経験とか出来る、出来ないではなく意外と
「やりたい」と手を挙げることから始まることが多いらしい事は知っていました。
それって凄いね。
そう思うと、望めば会社の中なら、どんな仕事も経験が出来る可能性があるって事なんだ。
ここ数年、ちょっとブライダルの仕事が気になっていました。
人の人生最大のイベントを演出できたら、どんなに素晴らしいのだろう・・。
もちろん、どんなミスも許されないしきつい仕事だろう。
でも、喜んでもらえる仕事でもあり、幸せを見つめるって素敵だな。。と。
でも、行かない。。
今、余所見をすると中途半端になるから。
そのうち、私の野望がかなえばブライダルだって宴会だってなんだって出来ちゃうはずなのです~~
野望なのだが。。。
2007年12月23日20:12
研修報告 1 [研修日記]
「きっと20代そこそこの子が多いんだろうな・・」
と思っていたが、そうでもなかった。
年代は、様々。
20代~50代までいました。
平均で30代前半かな~。
今回は、とくに本部の人が多くて現場と半々くらい。
そして人数も普段15名前後なのに、今回は24名。
ギュウギュウ~って感じでした。
研修が一日びっしり入っているので、なかなか全員と話すことも出来なかった気もするけど、なんとか最後はわかってきたかな~?という感じでした。
雰囲気も、研修の講師やコーチが驚くくらい、人数の割にまとまりもよく
明るく元気な感じでした。
恐らく年齢的に若すぎず、落ち着きすぎず。
前職がサービス業、という人も多くコミニュケーション能力がある程度持ってる素材が多かったからか?
研修内容については、どうしてもいずれ自分がやる側になるのもあり、自分が
受講生でありながら、2つの目線で見てしまいかなり冷静な目で見ていた気がする。
その中で感じたのは、今まで大手の会社に常にいたにもかかわらず、ここまで
丁寧な研修は初めてだ。
最近は、会社で研修がなくても自発的にいろんな研修講座を、いろんな所がやっているし、それ専門の会社もあるのでなくてもやる気さえあればいくらでも受けられる。
しかし、そういう研修は凄いお金がかかる。。
ん万円という高額が普通だったり。
だから気軽には受けられないので、会社でこういう研修があるのは有難いのかもしれない。
そして内容も、新卒用ではビジネスマナーからあるそうで、今回の研修は転職者用で、一応知ってるという前提でテスト形式から自分の知識がどこまであるかを知ることが出来る。
私も正直、ちゃんと習うこともなく自分で調べたりして覚えることが多かったので
大概はわかるが、苦手な事もある。
それが明確に答えも教えてもらえ、良かったと思う。
研修の構築の仕方は、やはり相当勉強している感じがわかり、研修、人材教育をテーマに社長が考えている、というのが伝わる。
「社会人を育てる」という考え方は、私も前職から同じでした。
常に「仕事以前に、他の会社でも社会人として通用する子を育てよう」
と思っていたのだ。
若い子は、どの家庭でも大事に育てられたお子さん。
そのお子さんを預かるのだから、きちんと育って欲しいと。。
私は今まで自分の店舗にしかないが、この会社の新卒への教育の取り組みは
かなり他の企業よりも進んでいると思えた。
が。。。
それが現場では全く活かされていないのが現実で・・。
この大きな課題を乗り越えないと、これから先の未来はないだろう。。
その危機感は、本部も感じているようだった。
研修中は、本部の人間、現場の人間と混じってるので、本部の人は現場での事実に、相当ショックが大きいらしく。。
それを知るのも良い機会になるだろう。
また現場で現在、辛い思いをしてる人も研修を受け吐き出したり相談して
移動が決まった人もいた。。
なんと、偶然元の職場の違う店舗のフロントだけに、
「ガンバロウね」
と励ましていた。
店舗の管理者と合わないと、こんなに辛いものなんだよね。。
多くの会社の問題は、「良い人材が流出する」ことだ。
その理由もたくさんあるが、もし魅力がある会社ならその多くは防げるはずなのだ。
いろいろ思う研修の3日間でした。
2007年12月23日11:55
仕事密度 研修86日目 [研修日記]
久しぶりの遅番だった。
今日の到着は、大きな団体が1つ。あとは一般のお客様で満室だった。
昨日から団体が気になっていた。
なぜかというと、団体なんだけど支払いが個人払い。
そして到着もバラバラという。
つまり、団体とは名ばかりで実は一般客と変わらない。
どんな風にチェックインになるのか、想像するだけで怖かった。
今日は、夕方から電話が多かった。
4時くらいから3時間の間、鳴り止まない。
予約と、予約の変更、問い合わせ、団体のネーム入り等など、1つ1つが時間がかかる作業になる電話も多く、その間もチェックインのお客様が来るので対応に追われていた。
「俺が電話に出てあげようか」
接客してるときに、ずっと電話が鳴り止まなくて、そういうお客様もいた。
その電話も、7時になる頃には、ピタっとやんだ。
チェックインの客も、ボチボチ。
「なんか、怖いね・・・これから戦争が始まりそうな予感。。」
もう一人と話をしていた。
8時になると、一般客は殆どチェックインも終わっていた。
その間に、中途金銭チェックもしてあってることを確認。
雑務もして戦争に備えていた。
9時前になると、どっと来た。
思ったとおり、バラバラと言いながら、一緒に来たよ!
40名余りの人がフロントに群がる。
そこでモクモクとチェックインをしている私たち2人。
「お待たせいたしました、本日○○号室をご用意いたしております。
明日のご朝食はいかがいたしますか?」
などなど、ご案内をしながらお金のやり取り。
次々とこなして、約40分後に全部のチェックインが終わった。
途中からナイトが来て3人で対応したものの、40名を約40分で終わった!
すごい!今までの新記録じゃないか??
それからPC入力。
二人で、半分に分けてチェックイン入力。
金額も支払い方法(現金かカードか)も全て入力していく。
それからレジのお金をあわせた。
すごい!1回で全部あった!!
すごい~~えらい~~私たち!
帰るときは、グッタリ。。。
約1時間半も帰る時間がオーバー。。
今日は密度が濃い仕事だった~~~~~
11月10日の日記分です
パワハラは許さない 研修81日目 [研修日記]
昨日の夜、出勤するとロッカーに紙が張られていた。
内容は、某男性社員からの前回の出勤したときのミスの指摘だった。
が、それは私ではない。
もう一人がやったことだった。
それを確かめもせずに断定し、そして私へのコメント。
それには、ミスを指摘するのと同時に
『これをこうやって処理して、何考えているんですか。』
とか、ミスの訂正とかではなく、気持ちの問題まで書いてあった。
これは明らかに嫌がらせ?としか思えない内容で、その時にムカついて一旦捨てたメモをゴミ箱から拾い、保存しておくことにした。
そして副支配人に見せた。
「これを見て、どう思いますか?もし自分のロッカーに張られて、これを見たら、どう思いますか?
私がやったミスではないですが、こんな事書かれたら、やった、やらないという問題じゃないですね。」
私は怒り心頭だった。
「ちょっと酷いねえ・・・こんな言い方をしなくてもいいのにねえ・・」
そして研修日報でも、やってもいないミスを、まるで私がやったかのように
書かれていたりと、完全に牽制しているのが分かっていた。
しかし、その事を副支配人に言ったところで、何も変わらないのは分かっていた。
だから今までも言わずに我慢してきた。
「俺が一言言えば、九州でも転勤になるから」
「俺たち社員が研修生の報告をしているから、それで評価が決まる」
等など彼が言った私に対する発言は、完全にパワハラになる発言を繰り返していた。
さすがに昨日は、頭にきたので
「今までも、こういう事が続いていて、更にこれでは私のこと、嫌いなの?と聞きたくなりますね」
と言った。
どうせ、この副支配人に言っても何も動かない。
だから、ここを離れて本社に行ったら言わせていただく。
全て証拠を保存する。
今までの言われた言葉も、全部日時まで書き留めて保存する。
それを全部証拠として本部に出すつもり。
これは完全にパワハラだ。
そして今までも、他の人に対しても酷い発言が多かった。
この人がいずれ近いうちに副支配人に昇格するなんて、どんなに被害者が増えるか。
恐らく私が本社にいくのを阻止したいのだろう。
でも私は許さない。
今までの自分の行動や発言に後悔すればいい。
すべては、自分の行動の結果だということを。
裏と表 研修65日目 [研修日記]
1週間がやっと終わり、今日は休み。
と言っても、さっき帰ってきたところ。。
なんか休み、という感じがしません~~。
ホテルって、いろんな人が来るし家とは離れてるし、寝る場所でもある、というので、ショップや飲食店とも違う人間観察が出来る場所です。
だから、普通っぽく見えてる人も案外普通じゃない姿を目にすることも多々あります。
こうして見てると、「普通」の人ってどんな人なのか?それすら、わからなくなるくらい、癖が大体あります。
なので、一度関わるお客様は、殆どインプットされてしまいます。
物凄く記憶力が良くなって、会話からその時の場面まで目に浮かび思い出すことが出来ます。
昨日は、某大型スーパーがとうとうオープンの日。
新聞にも大きな広告も出ていたり、大きなチラシが入っていたり。
σ(o^_^o)も結構好きなスーパーです。
そのオープン立ち上げスタッフが、今、ずっと宿泊してるのですが。
皆さん、若くて元気な青年!という感じで、オープンのお祭り騒ぎにはぴったりの方々です。
が!
人は、普段外交的に見せる顔ともう一つの顔があるんですね・・・。
昨日、チェックインした客もそうでした。
前回宿泊のときに、他のフロントに
客「ねえ、2チャンネルに書き込んだら、俺が書いたって上司にばれちゃうかなぁ・・・
ばれちゃうと困るんだよね・・。
おれ、次がないからさあ。
困るんだよね・・・。」
「モーニングコールってさあ、頼めるの?
部屋の機械だと壊れていたら困るでしょ・・
でもさ、俺が頼んだって言わないで欲しいんだよね・・
そういうのってさあ、困るんだよね・・」
などなど意味不明のことを内線で言ったりして、要注意人物になっていた。
どんな人だろう?と思って興味があったので、チェックインのときに注意していたが
全く普通の人だった。
「え~??なんか普通の青年ってかんじ~~」
と、もう一人の相方の男性フロントと話をしていたんだけど。
本性は、夜中の2時に始まった・・・。
内線がかかり
客「あのさぁ・・・寝巻きがさあ・・
なんか上と上になっていてさあ。普通は上と下だよね・・」
私「そうでしたか。大変申し訳ありませんでした。お持ちしますか・・」
言い終わらないうちに
客「それはさあ、別に良いんだけどぉ~
モーニングコール頼みたいんだけど。
でもさあ、上と上だと本当に忘れないか心配になっちゃうんだよね・・
他のホテルだとさぁ、頼んだ時間より遅くなっちゃったりして、
ああ、でもここではなかったけどさあ。
でも、上と上だと大丈夫なのかな~と思うでしょ」
私「そうですね。申し訳ありません」
客「だからさあ、忘れないで欲しいんだよね・・・。
あとさあ、俺がこんなこと言ったって上司にわかると不味いんだよね・・。
おれさあ、もう後がないからさあ・・。
わかる?
困るんだよね。
ここさあ、もう終わったら困るんだよね・・」
だんだん鳥肌が立ってきてきた・・。
今まで、いろんな客を相手にしてきたけどキモイ!!!!
っていうか、若いのに、切羽詰りすぎ!!
何が言いたいのか、結局クビになりたくないらしいのはわかるけど、それと
モーニングコールとどう関係あるのか???
っていうか、イチイチ上司に言わないし!
つか、気持ち悪くなった!!
他の人と一緒だと、元気な(ふり?)感じなのに、一人夜中になると変わるのか??
他のフロントが怖がっていたのがわかった!
キモすぎる!!!!
また来るんだよね・・・。
こんなに若いのに、なんか暗すぎません~~~~????
どう書いたら、伝わるかわからないけど。。
話方もまとわりつくような、メリハリがないような・・・・
あ^~~
マジで鳥肌でした・・・。
地獄の3日間・・・研修62日目 [研修日記]
死ぬかと思うくらい、辛いレストラン研修も最終日が終わりました。
何しろ寝不足が一番辛いんです・・。
1日、3時間とかしか眠れないなんて。。
で、夕方寝るんですが。
それがないと死ぬ・・。
レストランのおばちゃんたちが、とても喜んでくれて嬉しかったです。
覚えが早いとか、手際がいいとか、いろいろ言ってくれましたがお世辞だろうと
思いつつ、ホッとします。。
明日からは、また深夜勤務3レンチャン。。
これも辛いけど、レストランよりはマシかなあ。。
今日でやっと丸2ヶ月たちました。。
なんか、もっともっとなが~~くやってる気もする・・・・。
そして職場の皆にそう思われている。。
だんだん変わりつつあるσ(o^_^o)の立場・・・研修55日目 [研修日記]
昨日からの長~いシフトが終わって今朝、帰ってきました。
帰ると、先日買ったソファが家についていた。
O(≧▽≦)O ワーイ♪
と思いつつ、眠くて死にそうになってるσ(o^_^o)。。。
昨日も、また一睡も出来ず休憩も取れずにずーーーーっと仕事に。。
きつい~~
昨日は、行った早々換気扇の音がうるさい、との事で、どうしたものか悩んでいた。
それでも放置していたら、
「蜘蛛がいて、機械室に怖くては入れない~~~」
あー。。σ(o^_^o)も大嫌いです。。虫。。
でもそこでは一番の姐さんのσ(o^_^o)・・。
仕方がない、行くか・・・
ほうきとハエ叩きを持って。
どんだけ大きな蜘蛛かと思ったら、小さいヾ(・・;)ォィォィ
プチ ごめんよ。蜘蛛さん。。ここで巣を作っちゃあかんでー
それから、とうとう業者を手配をしてから、とりあえずの応急処置をした。
それくらい、やってくれよ・・
それから引継ぎ。
本社経理から謎のFAX。
請求とうちのホテルで打ち込んだ伝票の消費税が違うとのこと。
1円の誤差。それが何故かわからない・・・
ってすぐわかるだろーー!!
という事で、すぐ私が解明。。
大型スーパーの件でまたゴタゴタ。
その旅行代理店にもう頭にきて、副支配人にその他モロモロの報告兼ねて
怒っちゃったよ
「客からも報告が上がらず、まとめ切れない代理店なんか、いらないじゃないですか!
ただ、何もしないで手数料だけ貰うんですかね!?」
副支配人も、
「そそ、そうなんだよなぁ・・。困っちゃうね」
困っちゃうね、じゃなくて、何とかガツンと言えよー。
もう!
一番かわいそうなのはお客じゃー。
そんな頼り無い代理店に任せていたら、会社からは来いといわれ泊まる場所もなかったら、かわいそうだろー!!
みんな、その客に対して不満が募るけど、一番可哀想なのは実際に宿泊する人なんだ。
ちゃんと泊まることが確保されてないなんて、全国を出店の為に行脚してる
部隊にとってきついんだよ!
と他のフロントに言うと、
「確かにそうだね。。泊まりに来るお客さんは、罪ないもんね」
だから精一杯優しくしてあげようよね。。
っていうか、なんかいつもやること多すぎ!!!
なんで皆σ(o^_^o)にフルの~~
そしてσ(o^_^o)の指示待ちなの~~~
(私が来たら、聞いてみよう、とか、私に指示を仰ごうとか。。。)
そして副支配人も、私宛に電話してくるしー
私に報告させて、いろいろ聞きたいらいしくて困るんですけど!
っていうか、副支配人にガツンガツン言っちゃうし。
でも、まだσ(o^_^o)、2ヶ月もたっていませんからーーー!!
みんな忘れてるみたいだけどさぁ・・・。
一緒のシフトの女子軍は、私と一緒という事で、何故かお菓子を買って待ってる。。
嬉しいけど、太りそうだ~~~
一緒だと、大変なことが起きても、楽しいらしいんだけど???
だらだら長いんだよ~・・研修50日目 [研修日記]
昨日からのなが~~いシフト。
会社に着くと、すでにまたまた事件か??
なんか騒がしい・・・
と思ったら、ある大手スーパーの新店舗オープンの準備団体の件だ。
本社経理から、お金の行方について詳細を説明するよに、と言われても副支配人しかわからず。
その上、その団体で手違いが発生して、旅行会社とそのお客様母体からの電話攻撃で
ずーーーーーーーっと謝りまくりで仕事にならなかった・・・。
副支配人と電話で間接的なやり取りになり、わけわからん。。
間に挟まれ、3方から責められ、なんで私が??と思うことシバシバ。。
いや、誰もσ(o^_^o)を責めてはいないんだけど、結局直接お互い話が出来ず
σ(o^_^o)を通すから、誤りまくりで責められてる気がしてしまうのだ。
っていうか、副支配人はσ(o^_^o)に
「なんで??どうしてそうなったの?」
って、自分がミスったことに気がついてないし。
やっと把握したのは本人がようやく到着してから・・。
全てが押してしまって、また休憩が1時間しかなかった・・・
18時間労働で・・。
きつい。。
昨日のコンビのパートさんには、しっかり休憩を取らせないといけないので、
私の休憩を削った。。
しかも気がつけば、トイレも出勤してから、ずーーーーーと行ってない。。
これはヤバイとトイレにいくと、オレンジ色じゃん。。(汚くてごめん)
そうだよね、水分も全く取らず、イスに座ることも出来ず、立ちっぱなしで
12時間はたっていた・・・。
相方が休憩中にお茶を飲み、ポットに入れて持ってきたホットコーヒーを飲み
こっそり弁当を食べました・・。
朝になれば、また早番とその団体の話。
疲れる。
そして決まって、全部副支配人が悪くなっていく。
それも可哀想に思うし、いつも早番のベテランパートたちは、ミスした人を固定したがる。
それは、聞いてるときはいいけど、次は自分が言われるんじゃないか、と
新人さんは、思うんだよね。
それが雰囲気を悪くしていく。
すでに時間も過ぎているのにその上、ややこしい団体の予約も受けてしまい、
ソレの処理に追われているうちに時間がどんどん過ぎて、とうとう10時過ぎにやっと帰れた。。
いや全てが仕事なんだけど、長時間すぎるし、しかも通常ではないような
いろんなアクシデントが続いているので、非常に疲れるよ。。
ほんと、集中力が途中で途切れていくのがわかる。
朝には、些細なミスが出てしまったりで、年を感じちゃうわ。。
今日は、思いっきり寝る為にビールを飲んでいます。。
少し飲んで、ぐっすり眠りたい。。。
可哀想な女性・・今日の事件簿2 [研修日記]
今日の事件簿、第2弾です。。
第1弾は、ここ「プロローグ」
これの前の日記です。
警察が到着すると、
「まずは、お客様に合わせる前に事務所で打ち合わせしましょう。
事務所に来ていただいて良いですね?」
と副支配人に確認。
「あ・・・ああ・・・」
その言葉を「いいよ」と解釈。
警察をすぐに事務所に誘導。
お忙しいところ、どうもすみません、とσ(o^_^o)が話だし、昨日からのいきさつを全部話した。
その後、通報者の名前、住所、生年月日などいつもどおりに聞いてくる。
そして私服の副支配人を紹介する。
「こちらが副支配人です。今日はお休みでしたが、急遽来てもらいました」
本当は、別件で来ていたんだけど。まあ、そういう方がカッコ付くじゃん。。
一通り説明が終わり、チェックイン時に書いてもらったカードをコピー。
そして別部隊が到着しました。鑑識課も一緒でした。
総勢6名。
おお。。こんなに来るとは。。ちょっとビックリ。
次に女性の事情聴取。。
どう考えても、頭逝っちゃってる女性。。
暴力団から警察まで敵らしい。
そして数々のホテルに泊まり歩き、その上どこも手が廻るので落ち着かないという。
女性は警察をみると大興奮!!
大声が、更に大声に。
私たちは事務所から、その様子をモニターで見てる。
(一応、怖いじゃん。。)
そして部屋を見に行くことに。
部屋の鍵、ここ!!
事務所だから!
慌てて、私が持ってエレベーターまで走った。
エレベーターには、すでに満員の女性と警察官。
締まる寸前に手渡し、私は階段を駆け上りました。
だって、ホテル側が誰か立ち会わないといけないじゃん。
なのに、副支配人も動かないしーーー!!
もうー!
「あの、あんまり介入しないほうが・・」
副支配人、何言ってるの!
「介入しませんよ。でもこのホテルの部屋見るんでしょ!立ち会わないと!」
思わず言ってしまった。。
エレベーターが着いてすぐにσ(o^_^o)も、その階につき、部屋へ案内。
部屋の現状を維持してることは、伝えてあったので、一緒に中に入った。
まあ、私は見てたので部屋の惨状は知っていたけど。
「うわ・・凄いねえ・・大丈夫?」
と心配して私に声かける警察官。
「大丈夫です、ホテルのものは被害がないので。」
「大変だねえ・・。ホテルも。。」
その間中、女性はわめいていた。
そして飛び出すので
「誰か行かなくていいのですか?」
とσ(o^_^o)が言うと、警察官1人が
「じゃあ、私が女性と一緒にいきます」
と走っていった。
UB内は、洗濯したとの事だったので、グチャグチャだけど汚物もないし、まあ、派手にやったな、くらいでした。
部屋は物が散乱して寝巻きもビッショリですが、それも問題ないし。
壊れたものもないのが確認できたので、警察もロビーへ。
それで、ハウスさんに鍵を渡して
「ごめんね、もうお掃除していいから。よろしくお願いしますね」
と言いました。
女性と警察が話していましたが、とうとう
「なんか警察に不信感が強いらしく、自分達がいると興奮するようなので
一旦引き上げますね。
でも近くにいますので、何か困ったら電話してください。」
そういって、出て行こうとする一人を呼びとめ、
「恐れ入ります、名刺があったらいただきたいのですけど・・」
か弱い女性になってるσ(o^_^o)。。演技派女優もの。。
しっかり名刺もゲット♪
副支配人とY子ちゃんには、
「現状の確認と破損状況確認したので、ハウスさんに鍵渡して掃除の指示しましたから」
「さっすがーー!」
Y子ちゃんが言った。
女性は、少し興奮が落ち着くと、乾燥機の荷物を取ってからフロントに来た。
Y子ちゃんを指名するので、
「Y子ちゃ~ん、ご指名よ~」
Y子ちゃんは、常にじーーっと彼女の話をうなづきながら聞いてるので
きっと気に入られたんだろう。
「いろいろ、ありがとうね。」
最後にそういって出て行った。
警察官の名刺は、今度の何かのときに役立てそうです。
だから、フロントのカウンターの下にそっと貼りました。
「今後、何かあったらこの人宛に電話すると、いいよ。」
そう教えて。
「このホテルの担当に任命しちゃうから。」
彼女に一体何があって、違う世界の住人になってしまったのか、わからない。
でもきっと寂しいのだろう。
家族もきっと、いるのだろうけど相手にされていないのだろう。
だから、仕事とはいえ話を聞いてくれたY子ちゃんが気に入ったんだと思う。
「私って変な人から好かれちゃうんだよねえ・・」
というので、そんな話をした。
「なんか可哀想だね。。。」
私は変な客は、近寄ってこないんだけど。
なんか「くるな」オーラが出てるのかしら?
「あのくらいの年になって、あんな風にならないように気をつけようね」
二人でそんな話をしていました。
そうそう、Y子ちゃん。
私を、もう少しオットリした人だと思っていたんだと思う。
「私のスピードについてこれる?」
と数日前に聞いていたから。
でも、今日の私を見て、ビックリしたんだろうな。
目がパチクリしていた。
最後に
「今日、ゆりあさんとシフトで良かったよ。
もし違う人とシフトだったら、笑えなかったよ~。
凄い楽しかった!」
と言われた。
「他の人だと、こんなに守ってくれないもん~」
あ~~守るっていうか、楽しんでる・・という方が正しい・・。
まあ、いいや。なんか気に入られたらしい。
彼女は、ここで一番のお局様だし。
年が若いけど、かなりの貫禄なのだ。
そうそう、副支配人もなんか楽しそうだった。
ずっとニコニコしていた。
そしてイスに座らず、ずっと立っていたっけ。
プププッ (*^m^)o==3
そんなこんなで、なんか慌しくて、あっという間に時間も経ちY子ちゃんも帰る時間。
「あ~~なんか今日は楽しかったー」
そう言って帰りました。
その後、σ(o^_^o)は5時まで仕事。。
気がつくと、4時までお昼ご飯も食べていなかった!
プロローグ 研修45日目 [研修日記]
今日は、土曜日の上に締め日を過ぎた月末・・・・・
という事で稼動もガタガタで、お客様が少ない。
そんな日に、大体こんな事件が起こるのです・・。
今日も、例外なくそんな日が始まりました。
早番で事務所につくと、ナイトだったσ(o^_^o)のファンA子ちゃん。
「昨日は、もう参りましたよ・・」
と、昨日の夜にウオークイン(予約なしで来る人)のお客様の話を始めました。
まず、予約の電話・・・
電話で変だな、と感じた副支配人は「駅からも遠いし・・」などなど
遠まわしに遠慮してもらう方向で話していたら、ブチ!と切れた。
それで、もう来ないな、と思って、他の二人には引継ぎしなかったらしい。
ところが夜遅くに突然現れ、
「予約入れたんだけどぉぉ~」
と50代くらいの女性が来ました。
「予約を入れた」という言葉で、変な人だと思いながら断れずに
チェックインしてしまいました。
部屋に入り、数時間後・・・
深夜2時過ぎに突然フロントにきて、
「ちょっと!!!どういうこと??」
と大声で始まっちゃった・・・。
男性社員は、休憩中。
女性パートのA子ちゃん一人。
「深夜で他のお客様にご迷惑ですので・・」
となだめながら、一緒に部屋に連れて行かれてしまいました。
「部屋を見て!!」と言われて・・。
女性曰く、
寝ていると、突然布団が濡れて、目がさめた。
布団がもうグチャグチャに濡れてる。
誰かが侵入して、水をかけた!
これじゃあ、家と同じじゃないか!
見張られている、奴等が来ている!
いや・・キテいるの、あなたですから・・
心でそう思っても言えない。
「警察、呼んで!!警察呼んで!!」
σ(o^_^o)なら、この時点で呼んでるけどね。。
そこで深夜にとりあえずルームチェンジ・・。
部屋でも相当怒鳴られたらしい・・。
A子ちゃんは朝にはヘトヘトになっていた。
男性社員を起こそうと思っても、女性に開放されなくてフロントにも戻れなかったらしい。
それを聞いた、σ(o^_^o)とパートのベテラン最長のY子ちゃん。
『こりゃヤバイぞ』
と直感しました。
身なりなどを聞くと、「体臭も凄くてきっと風呂に入ってない気がする。
着たままじゃないかな~。
ちょっと浮浪者系」
ぎょええええ~~!!
ちょーーヤバイって。。
それで10時アウトまでにY子ちゃんと対策を考えた。
まずは連泊は断固拒否。満室だからダメと言おう。
延長も前料金で貰おう。
しかも延長も12時までって言おう。
などなど。。。
10時15分になっても降りてこないので、σ(o^_^o)が電話した。
「おはようございます。10時チェックアウトのお時間です。
もし滞在されるなら、1時間○○円でございます」
返事が返ってくるまで、ドキドキ・・怖いよお。。
「あ~。ごめんなさい、私今起きたとこなの。
11時まで延長して頂戴。お金は払うから」
いろんな問答から、11時までは延長することに。
そして15分後、内線がかかってきた。
「あのね、風呂場で洗濯したの。
あなた、乾燥機に入れに行って頂戴。」
「それは出来ないです、お客様のお荷物には触れてはいけないので。
ご自分でお願いします」
「あらぁ。そうなのぉ?困ったわ。
じゃあ、乾燥機かけるけど、11時までに終わらないと思うのよ。
そうしたらどうする?
ロビーで待ってていいの??」
普通ならもちろんOKだけど、どうしてもイヤだった。。
早く出て行って欲しいんだもん。
でも断る理由がないので
「はい。大丈夫です」
と言った。
「あのね、私ね、家に帰れないのよ!
なんでか知ってる?家に暴力団が来るの!
それで警察も来るけど、警察も暴力団の仲間なの!
あなたは、関与してないわよね!!!」
口調が突然変わってきました。
「関与していません」
「そう。よかったわ」
ロビーに11時過ぎに降りてくると延長料金は払って、イキナリ
「警察呼んで!!」
と大声で・・・
Y子ちゃんは、事務所に駆け込んだ。
「かしこまりました。暫くお待ちください」
σ(o^_^o)は丁寧にお答えしてから、事務所にトコトコ。。
出勤してきた副支配人に、Y子ちゃんが警察を呼んでいいか、伺いたててるけど、
「もう、警察呼びますよ。ご本人が呼べというし、グタグタしていてもうるさいので」
とσ(o^_^o)、キッパリ。
その間もフロントで大声で、話している。
「ああ・・・そうだね」
副支配人は、私の勢いでそう答えました。
そして警察に電話しました。
(いや、すでに電話を回していた。。)
「お世話になっております。ホテル○○のフロントのゆりあです。」
まずは、丁寧に。。
それからお客様が、呼べと言っている事。
昨日からの出来事を簡単に話すと
「・・その人、痩せている?唾とかペッペする?」
「いえ、痩せてはいるけどそういう様子はないです」
薬物使用かどうか聞いているのだろう。
「じゃあ、ちょっと頭・・・おかしそう?」
「はい。カナリ」
「そうかあ。。じゃあ、今から準備して行きますね。」
「何分後に到着ですか?20分くらいですか?」
「ええ。。いや、20分は無理。30分にして」
「では、そう伝えます」
電話を切ると、すぐそのお客のいた、2部屋に行った。
ハウスさんに、触らせないうちに現状保存して警察と現場検証させるために。
ちょっと触っていたけど、元通りに復元。。
鍵をしめて警察の到着を待ちました。
それから30分後くらいに、2人の警察官が到着しました。。
続きは、またあとで。。
ここまで、殆ど副支配人もY子ちゃんもσ(o^_^o)の行動に、唖然・・
一人でテキパキ、二人に指示していました。。。
二人は、私の指示通りに動いていました。。